水彩画初心者ブログ  始めて1年になります

2024年7月22日よりブログを始めました。本ブログは、水彩画初心者でお恥ずかしいのですが、私の水彩画のスキルの成長過程を記録しておくのが主の目的であります。また、日ごろの雑感やら還暦男の生活ぶりも書いていこうと思います。

カテゴリ: ユーキャン風景スケッチ講座

 描きたい風景等が見つからないので、ユーキャン風景スケッチ講座を受講していたとき、3番目の課題に出た「お花畑のある風景~遠景・中景・近景を意識して描く~」の写真でもう一回描いたのがこれ。                                 マルマンスケッチブックB4サイズ
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 今まで学んだことを生かしながら描いたつもりでしたが、ユーキャンのテキストを改めて読むと、空気遠近法なので遠景ほど薄めに塗りますが、「遠景は下書きも薄めに描く」と書いてあります。なるほど、私はあまり考えず普通に遠くの木々も描いたので、絵の具で薄く塗ると鉛筆の下書きが丸見えになってしまいました。下書きも「近くは濃いめ、遠くは薄め」を心がけます。

また、右側の大きな木は相変わらす雑で下手です。私は、着色を始めると一気にやりたいと思ってしまうので、今までの作品もところどころが雑になり、「描き終わると後悔するというパターンにずっとハマってます(笑)。

3か月前に描いた絵が下の絵です。なんとも味気ない絵ですね()。しかし、3か月では大きくは上達せず、多少はお花畑らしく華やかな絵になったかなというくらいですね。また練習します。
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 以前の記事「透視図法で描く①」の続きです。3週間ほど前に、ユーキャンの風景スケッチ講座の最終の添削課題「石造りの邸宅~2点透視図法で描く」で描いたのがこれ。結構時間をかけて、丁寧に描いてみました。
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 これを事務局に郵送したところ、監修の先生からの添削が入って戻ってきました。先生からのコメントは、次の通りでした。
 ① 建物右面(2階)の軒下は右上がりでなく少し右下がりの角度です。
 ② 右側の1階屋根もごくわずか右下がりの角度です。
 ③ 糸杉(4本立っている細長の植物)はビリジャンクリムソンレーキを入れてくすんだグリーンにしましょう。
 ①②は確かにそう言われればそうですが、写真ではほぼ水平に見えます。それを右上がりに描く私がそもそもおかしいのですが(笑)、2点透視図法の課題なので、右側の消失点がとらえやすい課題にしてほしかったと思いました。
 最後までお褒めの言葉はいただけませんでしたが、私の粗末な作品にもコメントをいただき、ありがたかったです。これで、3か月続けた、ユーキャンの「風景スケッチ講座」を終了となります。受講した感想のまとめを改めて記事に書こうと思います。

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 ユーキャンの風景スケッチ講座も最終段階です。1点透視図法、2点透視図法の練習です。Lesson5の課題は「奥行き感のある街並み~1点透視図法で描く~」です。消失点が一つだけある構図を1点透視図法といいます。で、テキストに従って描いたのがこれ。
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消失点とは奥行きの集まる点のことで、この絵だと真ん中に1点だけあるという構図です。
 うーん・・。どうしてもタッチがアニメっぽくなってしまうんです。きっちり輪郭どおりに塗るからいけないのかなあ。また、手前の歩行者やバイクも小さすぎて遠近感がおかしいしなあ。

 ま、めげずに次の課題に行かないと。Lesson6の課題は「建物のある風景~2点透視図法で描く~」です。横浜の赤レンガ倉庫を、消失点が2つある構図で描くという課題です。付属のDVDで先生の解説を観ながら作った作品がこれ。

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 空気遠近法のときに、先生から窓が揃ってないと指摘されたので、テキストを参考に描いてみました。右側は一面壁ではなくベランダが連なっているので、その表現が難しかったです。1階はベランダがないのに、2.3階と同じように描いてしまい失敗しました。ベンチも傾いています(笑)。
 スケッチなので、本当は現地で下書きや着色ができれば格好いいのですが、まだそんなスキルがないので、自部屋で黙々と作品作りであります。

 そして、いよいよ最終課題。およそ3か月の通信教育での講座の最後の課題は、添削課題ですので、事務局に作品を送らないといけません。なんとか、先生に褒めてもらえるよう、クソ丁寧に描いています。現在制作中であります
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 先生からの返事とともに作品が戻ってきたらアップさせていただきます。

 722日にアップした「空気遠近法で描く」の続きです。

 最後に載せたヨーロッパの古城の絵(下の絵)について、ユーキャンの先生からコメントをいただきました。

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     塔が少し右に傾いています。もう少し正確に形を描きましょう。

     建物の窓はテキストを参照に一列にそろって見えるように描いてください。

     水面の波は草のところで切らないで続けて描いてください。

     草が観念的です。葉の付き方、大きさ、形、茎の見え方、葉の明暗など実際の草をよく観察して描いてください。

 また、「山の塗り方がわかりませんでした」と作品に付箋に書いて貼っておいたら、とても丁寧にお返事をいただきました。作例も添付していただいたのでもう一度描きなおしてみることにしました。で、できたのがこれ。
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 「空気遠近法で描く」というテーマなので、手前の草ははっきりと濃い目に、遠くの山はぼんやりうっすらと描くわけです。となると、建物の屋根の色が濃すぎたかなと反省しています。山の描き方もよくなりました。山の稜線もなんとなく表すこともできました。 
 今回勉強したことは、やはり「丁寧に」「根気よく」下書きや着色をすることです。これを守れば、水彩画キャリア2か月足らずの私でも、前回とは段違いで良い作品になったかなと思います。(しかし、まだまだ丁寧さや根気強さが足らないのは明白であります・・。)適切なアドバイスを頂いた先生にこの場で御礼申し上げます。
 今後ですが、やはりプロの先生に直接指導してもらうのがいいのかなと思い始めました。

 

 

前記事の続きです。Lesson3の課題から風景画になりました。私が水彩画で一番描きたいのは風景画なので、気合が入ります。

 課題は「お花畑のある風景~遠景・中景・近景を意識して描く~」でした。いわゆる「遠近法」は「近いものは大きく、遠いものは小さく見える」はわかりますが、「遠景・中景・近景」という意識はなかったですね。で、できたのがこれ。
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なるほど、遠景は公園の芝生(余分な着色のために凹凸のあるゴルフ場みたいになってしまった・・)のあたり、中景は遠くの花畑で、近景は花がアップで見えるところというわけです。奥の針葉樹っぽい木はうまく描けました。遠景に描く人間もなんとなく描けました。

やはり、近景が下手ですね。白い部分を残して、白い花を表現しないといけないのに、花っぽく描けませんでした。

 続いてLesson4の課題が「静かな水面と塔のある風景~空気遠近法で描く~」です。「空気遠近法」という言葉を初めて知りました。風景画を描くには知っていなくてはいけないことです。遠くにあるもの(例えば遠くに見える山の連なり)は、輪郭がぼんやりして、青っぽく見えます。「空気遠近法」は、この性質を利用して遠近感を表現する方法です。で、できたのがこれ。
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遠くにある山はうっすら青っぽく描くのが正解ですが、ちょっと濃かったかな。そして近い山ほど濃い色で着色していくわけです。

テキストやDVDの解説通りに着色をしているので、それなりの絵になっていますが、なんか、水彩画っぽくないというか、アニメみたいなタッチになっていますね。また、右の塔が若干傾いている気がします(笑)また、一つ前の絵もそうですが、木とか山とかの自然物が難しいです。おかしいなと思うとついつい塗り重ねてしまうので、葉がいっぱいの木になってしまいます。木だけ練習しようと思います。

 

 そして、第2回の添削課題が「ヨーロッパの古城~空気遠近法で描く~」です。課題の写真をみて、 「めちゃ、難しいやん・・」と思いました。添削課題は、テキストにもDVDにも詳しい描き方の解説はなく、ポイントしか掲載していないので、ほとんど自力でやります。何が難しいかって、「山の塗り方」です。空気遠近法で描くので、薄めに塗るのはわかりますが、木がうっそうとしているところもあれば、崖のように山肌が見えているところもある。凹凸もあるし、そもそも私は自然物を描くのが苦手だし、どう描けばいいのだろう、しかも構図の半分近くが山だし・・と悩みながら、一度描き直してできたのがこれ。
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うーん。やはり、山の塗り方がわからず、何度も塗り重ねて、ドライブラシなんかも使ってこんな感じになってしまいました。左の山がなぜか尖ってしまったし(笑;加えて古城の塔が傾いている・・) 山をもっと薄く塗って、古城をもっと濃くするのが正解かなあ。でも、古城も遠いからあまり濃く描くといけないか・・? 写真を見ると、一番手前の山も古城もくっきり写っているけどなあ・・。とりあえず、この作品を事務局におくったので、監修の先生のコメントを待つこととしよう。(作品が戻ってきたら、結果を更新します)

 

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