水彩画初心者ブログ  始めて1年になります

2024年7月22日よりブログを始めました。本ブログは、水彩画初心者でお恥ずかしいのですが、私の水彩画のスキルの成長過程を記録しておくのが主の目的であります。また、日ごろの雑感やら還暦男の生活ぶりも書いていこうと思います。

2024年07月

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 この写真は5年前に行った立山黒部アルペンルートの最高地点「室堂」の絶景で、今でも忘れられません。風景スケッチとして最も描いてみたいのも室堂の景色です。残雪のある立山連峰や、自然の地形や草花が織りなすあの風景を描けるよう、山や草花のスケッチの練習もやっていこうと思いました。

そこで、youtubeでよく見ている画家の酒井芳元さんの動画に出てきた「ニセコ連峰」を自分なりに描いてみたのがこれ。(難しくて3回描きなおしました)

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   残雪のある山はなんとか描けました。今回描いてみてわかったのが、花畑の描き方です。手前のタンポポに影を入れると立体的に見えます。(まだ下手くそですが・・)タンポポの群れの描き方がわからず、はじめは花の部分を黄色で点々と塗ってから葉や茎を描き加えていましたが、動画で酒井さんは、ベースに黄色を塗って、花を残すように周りに濃い緑を付け足して表すと説明されていました。こうしたほうが黄色い色がきれいな絵になります。酒井さんはその技量が秀逸で、花壇や花束などとても綺麗に描かれます。


室堂にある「ホテル立山」に夫婦で泊まって、昼はスケッチ、夜は星空を見る・・なんてできたら最高だなあ。なるべく早く実現したいと思います。

 連日、うだるような暑さですが、こういう日ほど熱々の味噌煮込みうどんがおいしいです。こんなことをするのは愛知県人(名古屋人)だけでしょうか。(笑)
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 もちろん、お店の中は冷房がキンキンに効いていることが条件です。私がよく行くお店は鍋焼きうどんや天ぷらもおいしいのですが、私は(特に真夏は)味噌煮込みうどんです。

 youtubeで画家の酒井芳元さんの水彩画の描き方をよく見ています。酒井さんは鉛筆による下書きなしでいきなり着色するというすごい技量と感性をお持ちでいつも感心させられています。youtubeを見ながら酒井さんの着色の手順をマネして、下書きをせずにいきなり筆で京都の風景画を描いたら案の定ぐちゃぐちゃになりました(笑)そこで、私は下書きなしでは無理なので、下書きはしっかり描いて、着色の仕方をマネしてみることにしました。
 今後もやっていきたいと思ったのが、「下塗り」です。下書き後に下塗りしてみたのがこれ。
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 桜の花・空・壁にベースとなる色をうっすらと塗りました。下塗りの良さをネットで調べると「下塗りは、透明水彩絵具の特性を活かして、色調を保つ役割を果たします。最初に基本の色調を塗っておけば、上から別な色を塗っても画面全体の色調が一貫して見えます」って書いてありました。私はまだそこまで分かりませんが、下塗りをしておくと、境界線(例えば建物と空とか、木と空)の塗り残しが少なくなることがいいなと思いました。その後、塗りを重ねていってできたのがこれ。
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 確かに下塗りしたおかげで桜の花を塗りすぎることがなかったことや、いつも空と建物・山との間を白く塗り残してしまい後から着色すると不自然に目立つことを繰り返してきたことがなくなったのはよかったです。
 また、酒井さんの動画をみて、他に参考になったのは、「手前を濃く塗ると絵が落ち着く」とか、枝の描き方とか、五重塔の陰影の付け方などです。
 しかし、プロ画家の色の塗り方色の使い方の発想はすごいです。水彩画の上達には「模写」もよいことは言われているので、これからもやってみようと思います。



 私の書斎(3畳の部屋)には、2枚の絵が飾ってあります。
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 テーマは共に「夏の思い出」です。
 上の絵は、小さな画用紙に最近描いた水彩画です。思い出といっても、実際に海沿い近くをドライブして描いたわけでなく、ネットで見つけた夏らしい風景写真を見て描いただけです。
 下の絵は、私が小学1年生だったころに描いたクレヨン画です。もう50年以上経ってますが、色あせていないです。図画工作は苦手だったのですが、この絵はなぜかよく描きこんでありますね。母が大切にとっておいてくれたようです。まだ、泳げなかったので、浮き輪をつけてるのが私だと思います。名古屋の金山にあった「ナゴヤスポーツガーデン」にあったプールです。2003年(平成15年)9月に閉館になったそうですね。夏休みになると両親によく連れて行ってもらったし、中学生、高校生になっても友達と行きました。大きな滑り台があって、屋内プールと屋外プールがあって大きな施設でした。

前記事の続きです。Lesson3の課題から風景画になりました。私が水彩画で一番描きたいのは風景画なので、気合が入ります。

 課題は「お花畑のある風景~遠景・中景・近景を意識して描く~」でした。いわゆる「遠近法」は「近いものは大きく、遠いものは小さく見える」はわかりますが、「遠景・中景・近景」という意識はなかったですね。で、できたのがこれ。
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なるほど、遠景は公園の芝生(余分な着色のために凹凸のあるゴルフ場みたいになってしまった・・)のあたり、中景は遠くの花畑で、近景は花がアップで見えるところというわけです。奥の針葉樹っぽい木はうまく描けました。遠景に描く人間もなんとなく描けました。

やはり、近景が下手ですね。白い部分を残して、白い花を表現しないといけないのに、花っぽく描けませんでした。

 続いてLesson4の課題が「静かな水面と塔のある風景~空気遠近法で描く~」です。「空気遠近法」という言葉を初めて知りました。風景画を描くには知っていなくてはいけないことです。遠くにあるもの(例えば遠くに見える山の連なり)は、輪郭がぼんやりして、青っぽく見えます。「空気遠近法」は、この性質を利用して遠近感を表現する方法です。で、できたのがこれ。
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遠くにある山はうっすら青っぽく描くのが正解ですが、ちょっと濃かったかな。そして近い山ほど濃い色で着色していくわけです。

テキストやDVDの解説通りに着色をしているので、それなりの絵になっていますが、なんか、水彩画っぽくないというか、アニメみたいなタッチになっていますね。また、右の塔が若干傾いている気がします(笑)また、一つ前の絵もそうですが、木とか山とかの自然物が難しいです。おかしいなと思うとついつい塗り重ねてしまうので、葉がいっぱいの木になってしまいます。木だけ練習しようと思います。

 

 そして、第2回の添削課題が「ヨーロッパの古城~空気遠近法で描く~」です。課題の写真をみて、 「めちゃ、難しいやん・・」と思いました。添削課題は、テキストにもDVDにも詳しい描き方の解説はなく、ポイントしか掲載していないので、ほとんど自力でやります。何が難しいかって、「山の塗り方」です。空気遠近法で描くので、薄めに塗るのはわかりますが、木がうっそうとしているところもあれば、崖のように山肌が見えているところもある。凹凸もあるし、そもそも私は自然物を描くのが苦手だし、どう描けばいいのだろう、しかも構図の半分近くが山だし・・と悩みながら、一度描き直してできたのがこれ。
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うーん。やはり、山の塗り方がわからず、何度も塗り重ねて、ドライブラシなんかも使ってこんな感じになってしまいました。左の山がなぜか尖ってしまったし(笑;加えて古城の塔が傾いている・・) 山をもっと薄く塗って、古城をもっと濃くするのが正解かなあ。でも、古城も遠いからあまり濃く描くといけないか・・? 写真を見ると、一番手前の山も古城もくっきり写っているけどなあ・・。とりあえず、この作品を事務局におくったので、監修の先生のコメントを待つこととしよう。(作品が戻ってきたら、結果を更新します)

 

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