前記事に書いたように、庭園のスケッチがイマイチなので、ほぼ同じ構図の写真を見て描いたのがこれ。(ホルベイン アヴァロン水彩紙 F4 中目)
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 一生懸命、下描きをして塗ってみたのだが、返ってカチカチの塗り絵のような絵になってしまった。
 
 水彩画を描くうえで、参考になるプロ画家さんのブログ記事を見つけた。

「水彩画の技法や手順には水彩画ならではのものがたくさんある。 

 水の力(自然現象)を活かして描くことは、特筆すべきことだろう。水の力を活かす技法の代表格はボカシやニジミだと思う。これにより柔らかい輪郭を表すことによって空気感、奥行き感等を表現することができたり、フォーカシング(焦点の明確化)ができたりする。

 ハードエッジ(焦点エリア)とソフトエッジ(非焦点エリア)を効果的に使うことがポイント。

 私の場合、焦点エリアは画面全体の1/4以下の場合が多い。描写するのは1/4だけということ。そこはしっかり描けばいい。大事なのはそれ以外の3/4をどう描かないかということ。

 そういうところこそ “水の力”によって“気配”のようなものが表わせたらと考えている。
せっかく水彩画(水絵)を描いているのだから、
 “水の力”を活かさないともったいないよ。」

 
なるほど。確かに画面のほとんどを輪郭キッチリの絵にすると、まさに「塗り絵」になってしまうのだ。しかも、下書きにも塗りにも時間がかかってしまう。
 下の絵は、画面の1/4を占める車・道路には下描きも塗りも時間がかかったが、残り3/4の木々や葉はにじみだけで時間がかかっていない。こういう絵でいいんだ。
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